事業用電気工作物の電気事故のうち、太陽電池発電所(太陽光発電所)に関連する事故データを抽出し、発生地域、発生部位、事故原因、および自然災害の影響などを多角的に分析・可視化したものです。
年度ごとの事故件数の推移を地域別に可視化したものです。近年、太陽光発電設備の普及に伴い、全国的に事故件数は増加傾向にあります。
太陽光発電所の事故発生件数を各地域の人口規模で平準化したものです。人口密度に対して太陽光発電設備が多く導入されている地域(東北、四国、九州など)での発生比率が高いことがうかがえます。
※各地域の推計人口に基づき算出しています。(北海道:522万, 東北:861万, 関東:4260万, 中部:1560万, 北陸:290万, 近畿:2030万, 中国:725万, 四国:370万, 九州:1270万, 沖縄:146万)
事故が発生した電気工作物の部位別内訳です。パワーコンディショナ(逆変換装置)や太陽電池モジュール(電池板)に加えて、架台・支持物、集電箱・接続箱、変圧器などの様々な部位で事故が発生しています。
事故の原因別内訳の年度推移です。太陽光発電所では自然災害(落雷、台風、豪雨、積雪など)による機器の破損や、保守管理の不備(点検不十分など)による火災や動作不良が主な原因となっています。
太陽電池発電所事故のうち、自然災害が関与していると推定される事故について、その要因別に分類した推移です。台風・強風によるパネルや架台の飛散、大雨による斜面崩壊や浸水、落雷によるパワコンの破損などが多発しています。
太陽光発電設備は屋外に広く設置される特性上、自然災害(台風、豪雨、落雷、積雪)による被害や斜面崩壊による事故が毎年発生しており、経済産業省や産業保安監督部等より安全対策の徹底およびガイドラインの遵守について注意喚起が行われています。(以下、参考リンク)